マイナスをひたすら積み上げる感じ！

人生で一度も逆上がりができたことないでおなじみのラッタです。

Twitterの方でもチラッと書きましたが、
例の恒例行事を発動させました。

名付けて、
「途中まで作って白紙に戻す大作戦！」

作戦の概要は名前のまんまです。

2冊目のKindle本を書いていたのですが、

途中まで書いてた文章をすべてゴミ箱にinしました。

はい、分かってました。
なんとなく、こうなることは。

『さよなら、赤信号』のときも3回くらいやったもんね。

（意図してないものを入れたら、
完成直後にPCお陀仏したの合わせて4回以上w）

穏やかな表情で無言で、
シュレッダーにかけて、
塩撒いて合掌する感じ。

慣れたもんです。笑

Kindleに限らず、こうやってゼロに戻すのって僕は本当によくやります。

期限がはっきり決まってる、
ゴーストライター仕事以外は全部やってるんじゃないかしら？

思えば幼稚園児の頃から、
こういうスクラップ&ビルドする傾向はありました。
それも進んで喜んでやってました。

・完成直前の積み木→破壊
・完成直前のレゴブロック→破壊
・作詞作曲→最後の最後でおじゃん
・さよ赤→最後の最後で白紙
・セールスレター、オプトページ→最後の最後で白紙

けっこう躊躇なくいきます。

メルマガの原稿も過去10年を遡ったら
何百万文字ボツにしたかカウント不能です。

周りの人から「もったいない」ともよく言われますが、

むしろ捨てることに快感を覚えるタイプ。
なので断捨離とかもわりと趣味です。

いや、、Kindle楽しみに待ってくださっている方には本当に申し訳ないのですが。

でも、言い訳じゃないけど、
・・・いややっぱ言い訳だけど、笑

さよ赤の原稿って1回目より2回目の方がよくなってたし、
最後の最後にPCクラッシュする前より、
そのあとの方がよくなってました。

今まで全部そう。

積み木も、
レゴブロックも、
バンドマン時代に作った音楽も、
ビジネス始めてからの文章も、
全部そうです。

だから、出来上がり直前のものを
壊したり白紙に戻したり無かったことにしたり、

そこに躊躇いがないのは「予感」なんだと思います。「もっとよくできる」と。

そういえば以前、メルマガでこんな話をしました。

→ バナナのDNAの「約60％」はヒトと同じ

10000文字書いて10000万文字削ったら、
「見かけ上の」文字数は0になりますが、

実際は

捨てようが白紙に戻そうが何しようが、
その情報はこの世に「実数」として存在し続ける。僕はそう思ってます。

マイナス（削った分）と
プラス（積み上げた分）は
実は全く同じようにカウントされる。そんな感じ。

観測可能な物理空間から
観測に囚われない情報空間に移動するだけ。

だから遠慮なく捨てられるんだと思います。

バンプの曲の歌詞の、

♪君をかばって散った夢は
夜空の応援席で 見てる

的な。散ろうが消えようが「ある」と。

（最近の物理学では、物理空間は情報空間のうちの一部分であると証明する論文多し。

情報空間の中に物理空間が内在するというのが、もはやオカルトでもなんでもなくなってます。）

だし、せっかくバンプの話題出したし、
フロントマンの藤くんの思想でめちゃくちゃ共感するところを引用すると、

作りかけてる「作品の方から」言われる感じがするのね。
なにか作ってると毎回。

「自分こんなもんじゃないんで」
「作り直してほしいっす」
「つーか作り直せオラ！」
「これは私（作品）にとって正解じゃないよ」

みたいな。

僕はその声に従うのみ、
ってところがあります。正味な話。

基本的に自由でないことが大嫌いな僕ですが、

こと、ものづくりに関しては
作品の意思の通りに忠実に再現する、
「作品の奴隷」でありたいのかもしれんです。

・・・愛だな。（そうか？w）

そんなこんなで、

お待たせしてしまって申し訳ないのですが、
2冊目のKindle今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

たぶん、年内には・・・
年末までには・・・たぶん・・・

さて。

第1回「途中まで作って白紙に戻す大作戦！」を決行したところで、

焼肉屋さんのハンバーグ食べてきまーす。

ではでは

Have a Nice Day＆Night！