実は大してカエルに詳しくないことでおなじみのラッタです。
「生成AI」が流行語大賞に選ばれるほど、去年は人工知能に注目が集まった年でした。
2022年11月にOpenAIがChatGPTを公開して以降その進化も目覚ましい。
「AIに仕事を奪われるかもしれない」
なんて言い出す人も増えてる。
1810年代のラッダイト運動を彷彿とさせる方も、多かったんじゃないかって気がします。
ライター界隈でもこの話題ってやっぱり無視できない問題なんだけど、
(さすがに去年はだいぶザワついてた印象)
現実問題として「AIに仕事を奪われる」未来は来るのでしょうか?
僕は「AIに直接的に仕事を奪われる」ことはまだしばらくないと思ってます。
ないと思ってますが、
「AIを”使いこなせる人”に仕事を奪われる」
未来はもう目の前まで来てるって考え。
僕より上の世代の同業者の方なんかで、
「機械に人の心が分かってたまるか!男は黙って手打ちでタイピング!」
と、露骨にChatGPTを毛嫌いして、なにがなんでも使わないって方もたまに見かけますけど、
それって、
ミシンに手縫いでスピード勝負を挑むくらい無茶なんじゃないかなーと思う。
比べるべきものじゃないんっすよね。もうとっくに。
・ミシンが使いこなせて
・さらに手縫いでも綺麗に縫製できる
って職人さんが最強に決まってます。
僕自身、”直接書く”って作業は趣味みたいなもんですし今後もAIに譲るつもりはないですけど、
ライティングのための「補助ツール」としてChatGPTを活用してる。特定ジャンルの用語とか分からないこと調べるために訊いたり。
検索するより早いですし。
(この”検索するより早いからChatGPT”って選択肢を得てから、なおさらブログとかで半端にSEOで戦うことに無理ゲー感を感じてます)
僕の知り合いのプロミュージシャン(DJ、トラックメイカー)の方は、
「AIに適当なビートをランダム生成させて、そこで偶発的に出た『お!!これ面白い!』というリズムパターンから着想を得て手作業で広げていく」
って手法を取り入れていて、
彼が作った音楽で、連日クラブのフロアは爆沸きしています。
そういう意味では彼は生成AIを”楽器”として扱ってます。そういう時代です。
多くのクリエイティブな作業に人工知能が介入する余地がある時代。
この流れは当然僕たち「文章」を書いて活動している人も意識するべき。
そもそも今の時点で、
ライティングをAIに丸投げして、2ヶ月以内に数十万円とか稼げちゃう時代なんですよ。
止まるわけがありません。
ミシンが台頭するのを手縫い職人が食い止められたでしょうか?
車社会になるのを馬車が食い止められたでしょうか?
パソコンの普及をタイプライターが食い止められたでしょうか?
・機械を敵視して徹底否定する人と
・機械を使いこなせるようになり共存する人
どちらに軍配が上がるかなんて歴史がとっくに証明しています。
いち早く「使いこなせる」逸材になるために。
今がいちばんいいタイミングかもしれません。
では
Have a Nice Day&Night!
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