ハマるの怖くてブレイキングダウン見れないでおなじみのラッタです。
10年を超える長い期間活動してきて、その中で何百人、何千人もの人々と交流をしていく中で、
やっぱりそうだよなー、と確信したことがあります。
それが、
「自分のことは案外自分がいちばん分からない」
ってことです。
よく聞く言葉ですよね。だけどこの問題って言葉以上にけっこう切実・・・。
痩せたいんだったら目の前のケーキ我慢して代わりにジャージ着て走ればいい。
自分以外の人にだったら簡単にアドバイスできるのに、自分のこととなると「なぜか」できない。
(俺のことかw)
ほかの人が怪しげなマルチまがい商法にハマりそうなときは「やめたほうがいいよ!」とアドバイスできるのに、
自分のこととなると「なぜか」その冷静なジャッジが効かなくなる。
「自分自身」とは、かくも盲点だらけであり死角だらけである。
この世の中のすべての動物で唯一、目を合わせることができないのは自分自身。背中を見ることができないのも自分自身です。
単純に物体としても「見れる面積」が少ないですし、心の中にしたって俯瞰して見ることが非常に難しい。
サッカーとか格闘技見てて思いませんか?
「なんでキーパーが前出てて、ゴール前がガラ空きなのにそこにパスしないの!?」
とか、
「そのまままっすぐ行ったらカウンターパンチもらっちゃうじゃん!一旦下がんなきゃだめじゃん!」
とか。
あれだって、客席から俯瞰の視点で見てるから分かることであって、主観視点だけでは「そもそも見えない」ってことでしょう。
プロとしてコートに立ったりリングに上がってる彼らと僕らとでは、到底埋められないほどの差があるはずなのに、です。
マインドフルネス(今この瞬間に起こっている経験に注意を向ける)にこれだけ注目が集まっている今日このごろ。
世の中的にも、このことを切実に捉える人が増えてきたのでしょうし、あなたもそうかもしれません。
コンサルの現場なんかでも、なにかアドバイスをさせていただいたとき、
「それ、私得意なんですか!?全然自覚なかったです」
「こんな身近なところに創作のヒントがあったのになんで気づかなかったんだろう…」
「たしかにこの文章はもうちょっと◯◯にしたほうがいいですね。完全に盲点でした!」
そんな反応をもらうことが多い。
もちろん僕自身も、人から指摘されたり教えてもらうたびに、
「全っ然気づかなかった!!」となったことが数え切れないほどあります。
だから、いろんな人と向き合い、自分自身もいろいろ気づきの経験をさせていただく中で、
この「俯瞰して見れない」を最も確実に早く解決するためには、やっぱり自分の外側に目を持つことなんだろうなと確信してるわけです。
……目だけじゃないな。
たとえば、
自分で自分の脇の下に手を入れて持ち上げることってできないじゃないですか。
だけど、自分じゃない他人であれば(おすもうさんでもない限り)ちょっと力を入れれば持ち上げられますよね?
そんなふうに、自分を上昇させようと思ったときは、「ほかの人の力を使う」のが最も効果的なのだと思います。
これは万人に共通しているし、その人のステージによって変わるものでもありません。
いやむしろ、一流のスポーツ選手ほどプロのメンタルコーチを付けていたりしますし、優れたコンサルタントほど「自分は誰かのコンサルを受けて」いたりします。
ですので、
僕が1時間の通話コンサルなんかをして、しばらく経って、
「一気にビジネスがうまくいくようになりました!」
「SNSのフォロワーが40倍増えました!」
「今までの半分の労力で2.8倍集客できるようになりました!」
「前年度に比べて事業の売り上げが倍近くまで跳ね上がりました!」
みたいな成果報告ってたしかによくいただいたりしますし、
まことさんと共同企画でやっているコンテンツクリエイターズなんかでも
「人生変わった」レベルの
嬉しいご感想をたくさん頂戴しますけど、
これって、
教える側の僕とかまことさんがすごいというよりも、
(いや、巷に溢れる有象無象のコンサルもどきよりはすごいと信じたいけどw)
◇「自分という存在は自分にとって死角と盲点だらけ」
◇「自分を上昇させるには誰かに見てもらって持ち上げてもらうのが最も効果的」
この、「水を飲めばうるおう」レベルで当たり前の原理原則があるからこそ、
短時間のディレクションでも大きな成果を上げることができるのだと思います。
(ってこと考えたら、情報発信って希望だらけだと思いませんか?)
そんな感じです。ご参考までに!
ではー
Have a Nice Day&Night!
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