1杯のウーロンハイを3時間かけて飲めば
お酒飲めると気づいたことでおなじみのラッタです。
昨日の記事でお察しいただけたと思いますが、
(てかとっくにバレてると思いますがw)
僕は元来「めんどくさい性格」です。
血液型O型あるあるみたいなんだけど、
「なんでもよくね?」が基本の適当な考え方でありながら、
1回こだわり出すとずーっとこだわって
そこから離れなくなるタイプ。
だからKindleとかもなかなか完成しないし、
期限のあるクライアントワークでもなければ
ぜんぶ完成させてからも納得いかなくて
白紙に戻して書き直したりよくやります。
「この性格ばかだるいなー」と自分で思うときもあれば、
「まあでも、これはこれでよかったよなー」と思うときもあります。
「結論が出ない宙ぶらりんの状態を
長時間おもしろがった状態でいられる」
これってけっこう自分の強みだと思っていて、
「地球は丸いって言うけど、
それって本当だろうか?だって実際に宇宙から見たことないし…。
てかそういえばなんで星って丸いんだろう?」
「万有引力の法則で
ドロドロだった物質が中心に集まって固まって星が丸くなるのって本当だろうか?
だって実際に重力って見たことないし…」
「……そういえばふと思ったけど、
金星だけが他の惑星と自転の向きが逆になってるのってなんでなんだろう?」
と結論を出さないまま
モヤモヤすることにあまりストレス感じないんですよ。むしろおもしろがれます。
なんでこれが強みかって
頭の筋トレみたいな状態が起こり、
結果、物事を見る解像度が上がるから。
・セールスライティングはPASONAの法則で書くといい!
・トップ営業マン御用達なSPIN式の質問をライティングにも!
・カウンセリングにはまず質問せずに相手にすべて話させる!
例としてこういうノウハウってもちろん便利ですし
僕自身も使っていますけど、
あまりにも「こっちに偏る」と、
いつしか相手を人間ではなく
モノとか現象として捉える傾向が強くなります。
別に対象が人に限らず、
モノとか現象として捉えるってこと自体は
それはそれでいいというか、
必要だったりするんですけど、
「雑にしか見れない状態」
になってしまうのは問題。
(ある法則に当てはめるってことは、
「ちゃんと見る」ってプロセスを省略してるってことでもあるので)
これで視力が悪くなって、
時代とか見込み客のニーズが変わったりして
でも原因が分からなくて
「◯◯の法則で書いてるのになんで売れないんだ!」とか
「今までこれで上手く行ってたのにどうしてなんだ!」とか
疑問を抱えたままフェードアウトしていく同業者を僕はたくさん見てきました。
雑にしか見れない状態ってのは、
たとえば、
レゴブロックかなんかで作った「キリンの特徴を踏まえたキリンでないもの」と、アフリカとかにいる「実際のキリン」の見分けがつかない
みたいな状態です。
ノウハウってのは
物事をパパッと理解できたり、
そしてある程度結果も出せるって良さがあるんですけど、
理解するためのトライアンドエラーを省略するのだから、
対応力と視力みたいなスキルがへたるというデメリットもあります。
逆に、
「ノウハウなんていらない!
大切なのはハートだけだぜ!」とか言っちゃうもそれはそれで偏りで、
余計な遠回りした挙句、
なにも手に入らないリスクと常にとなりあわせです。
(ってか「対応力と視力が下がるならノウハウは身につけません!」
とか言っちゃうのも、
それこそ「思考をレゴブロック化」しちゃってる状態)
ちょっと話がとっ散らかっちゃいましたけど
要は「パパッと結論出すのも大事」だし、
「結論を出さずにその物事を見るのも大事」だし、
どっちも大事だけど、
でも人ってどうしても答えを求めるから、
気を抜くと
「パパッと結論出す=レゴブロックとキリンの見分けさえつかなくなる」
状態に偏っちゃいがちだから気をつけなきゃね。
そんなお話でございました。
まあ、こういうめんどくさいことを
常に考えてるからこそ、たぶん、
みたいな、
・すぐに結果が出せるノウハウ
・考え続ける筋力とスキルが育つ
の両取りのコンテンツができるんだと思います。
(きのう久しぶりに再公開したら、多くの読者様から喜んでいただけました。あざす!)
そんな感じで、これからも、
物事を具体化したり抽象化したり、
レゴブロックとキリンをはっきり見分けるようによく観察したり、
いや、レゴでもキリンでもどっちでもよくね?と開き直ったり、
モヤモヤしたりたまにスッキリしたり、そうやって生きていこうと思います。笑
その結果、いいコンテンツが作れて
読者様に還元できるところも多いはずなので。
では
Have a Nice Day&Night!
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