たまに読者の方から、
「出品作業などしなければいけないのに
モチベーションが上がりません」
といったご相談を頂くことがあります。
「ラッタさんは、
どうしてもモチベーションが上がらないとき
どうしていますか?」と。
うーん・・・。
僕はうつ病になったことのある人間ですし、
病気をしてからは
「やりたくないことはやらない」
と心に決めているので、笑
あんまり「モチベーションが」
を考えたことないんですよね。
せどりにしてもメルマガ書くのにしても
「やらない方がムズムズする」から
やってるだけって感じです。
ただ、そんな、
「やらない方がムズムズする」作業の中でも
比較的ダルいものはありますよね。
仕入れた商品をAmazonに出品するときとか。笑
そういうのを始めるときに、
ダルいなーの気持ちが強くて腰が重いときは、
1.CDやYouTubeで何か音声を聞きながら、
2.作業を「とりあえず25分」やることにします。
まずは「作業」じゃなくて
「聞く」の方にウエイトをおきつつ作業。
(「聴く」じゃなくて「聞く」です。
あくまでライトに聞き流せるものを)
個人的に重宝してるのは、
「松本人志.高須光聖の放送室」とか
「ワイドナショー」とかですね。
あとは、
サンドウィッチマンやかまいたちの漫才とか
なぜか音声、とくにお笑い系が多いです。
それらを聞きながら手だけ動かす感じです。
中古CDせどりって、
こちらのレポートにも書いたように
出品テンプレートを1度作ったら、
あとはそれをちょこちょこ修正するだけなので
「ながら」でも十分出品作業できるんですよ。
で、
音声を聞くついでに作業を25分続けます。
「今日は100個出品するぞ!」とか、
「6時間ぶっ続けで作業するぞ!」とか、
気合いを入れてやることは僕はしません。
マラソンを完走するような気概はなく、
あくまで「次の電柱まで」な感覚。
脳の仕組み上、
人間は1度に25分までしか集中力がもたない
と言われています。
そこで25分ガツンと作業したら
必ず5分休憩を取ります。
「ポモドーロ・テクニック」ってやつですね。
( 参考 → https://diamond.jp/ )
これって「作業している25分は
他のことをシャットアウトして、
とにかく目の前のやることに集中する!」
ってことが強調して語られるものなんですが、
少なくとも僕にはそのやり方は合いません。
始めるまでの腰が重たくなっちゃうので。
とくに作業を始めた時点ではあくまで、
ラジオや漫才を聞くついでに手も動かす感じです。
そして、
これを続けているとどこかのタイミングで、
「音声がジャマで作業に集中できない。。」
と耳へ入る情報が煩わしくなる瞬間がきます。
こうなればしめたもんです。
興味の対象が「聞く」から
「作業」に移行している証拠ですから。
そうしたら、音声の再生をストップさせて
あらためて作業に没頭すればいいんです。
これは、
出品作業だけにかかわらず、
僕の場合は作業ごとに
やる気スイッチみたいBGMを用意していて、
たとえばメルマガを書くときは、
洋楽を聴きながらテキストエディタに
文字を打ち込んでます。
歌詞が日本語だと、
文章を書くときに邪魔なので
英詞のものでHIPHOPとかハードロックとか
リズムが一定に刻まれている音楽を聞きますね。
仕入れをするときは、
モーツァルトやスティーブ・ライヒなど、
クラシック、現代音楽を聞きながらのことが多いです。
(理由は分からないけど1番集中できます)
こういうふうに、
作業ごとにBGMを決めておくと
その音源を再生した瞬間から
スッと作業モードになれます。
ご興味あれば、試してみてください。
・・・なんか途中から、
「集中力」の話になっちゃった感がありますが、
モチベーションが沸かないってときは、
・何かのついでに手を動かす
・少しずつ集中対象を作業に移行させる
っていうのは何にしてもおすすめです。
ただ、
これを言っちゃうと身も蓋もないんだけど、
「やりたくないならやらなきゃいい」
と思うんですよね。本音を言うと。
「モチベーション」って言葉は
MOTIVEが語源になっていて
それは「動機」って意味です。
僕の中ではなんか、
「モチベーション」と「やる気」とは
ニュアンスが違うんですよ。
僕がせどりを始めた頃は、
やらなきゃマジで人生終わるくらいの状況だったので
「せどりをせずには、
居ても立っても居られない」
という精神状態だったんですよね。
夜寝てて、ふと目が覚めたときに、
部屋に爆発寸前のダイナマイトが仕掛けられてるのを見つけたら
とにかく慌てて外に逃げるじゃないですか。
「逃げるの面倒くさいなー」
とか絶対思わないですよね?
当時の僕はそんな感覚で生きていました。
「やらなきゃマジで人生終わる」
って強烈な圧迫感があったので、
その圧迫感がモチベーション(=動機)そのものだったんですよ。
だけど常にそういう状態でいるのって、
精神衛生上、あまりよろしくないと思います。
(事実、そういう状態だった頃の僕は病んでたわけなのでw)
だから、
せどりしなくても死ぬわけじゃないんだし、
そもそも「モチベーションが〜」
と言ってる時点で
ある程度は余裕がある証拠なんですから、
やらなくてもいいと思うんですよね、別に。
いや、
冷たく突き放すようなニュアンスじゃなくて、
本心から、額面通りにそう思います。
ただし「ある程度は余裕がある」ってのは、
時として何の前触れもなくグラつくものです。
そういう万が一の事態に遭遇したとき、
「今の自分を後悔するかしないか?」
をうっすら想像するくらいはしておいて良さそうですね。
”モチベーション=動機”な以上、
「自分が今作業をしないことで
もしかしたら後悔しそうなことTOP3」
を、紙か何かに書き出して時々眺める
とか効果的な気がします。
その上で。
「家にダイナマイトが仕掛けられてることに比べれば緊急性は低い」
「だけどやっておいた方がいいのは分かってる。でもあまり気分が乗らない」
みたいな
ワチャワチャーっとした気分のときは、
1.CDやYou Tubeで何か音声を聞きながら、
2.作業を「とりあえず25分」やる
っていうのがおすすめかなーと思います。
では!
PS.
「モチベーション」とか「やる気」は
常に僕にはあるんです。
やりたくないことはやらないし、
やりたいことやってるだけですから。
せどりもメルマガもコンサルも、
僕にとっては趣味みたいなものです。
好きなゲームをするのにやる気がいらないのと一緒。
そんなやる気やモチベーションがある中でも
「なんかテンション上がらないなー」
ってときはあります。
そういうときは、これまたBGM便りで
テンションの上がる音楽を聴きます。
僕のテンション起爆剤用BGMは、
竹原ピストルの「俺のアディダス」ですね。
ダウンタウンの松ちゃんを歌った曲です。
「なんかテンション低いなー」
ってときは、聴いてみてください。
(どんだけダウンタウン好きなんだw)
あとはベタどころでいえば、
ウルフルズの「ええねん」とかもテンションスイッチ入るなー
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