『せどりコンサル無料』はアリか？

どーも、ラッタです。

少し前に、

『せどらったコミュニティ』の、メンバーさんから相談されたことがあります。

ざっくり言うと、

「SNSで知り合いになった人に、せどりを教えて欲しいと頼まれました」

「コンサルやってもいいですか？」

って内容の相談。

僕は即答で、

「やってみましょう！

ただし千円とかの小額だとしてもお金は必ず頂くようにしてください」

と、伝えたのですが、

彼はもともと、無料でコンサルを引き受けるつもりだったようで、

「無料で教えるつもりだったけど、お金貰わなきゃならないんですか？」

と、疑問に思っているようでした。

そこで、僕の考えを伝えたところ、非常に納得して頂いたみたいなので、

今日は『お金を取る』という題目について、シェアしたいと思います。

あなたもいずれは、せどりを『教える』って立場になる日が来るかも知れませんし、

「そういう考え方もあるのか〜」と、何か感じ取って頂けたら幸いです。

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けっこう色々な販売者さんが、同じようなことを言っていますので

真新しく聞こえるフレーズではないかもですが、

『お金を払わなきゃ本気にならない』

これって、けっこう真理だと思います。

ネットバブルと呼ばれるこの頃では、

色々な知識をその気になれば、無料で手に入れることができますよね？

なんなら国内外問わず、大学の講義までYouTubeごしに

受講できる時代じゃないですか、今って。

そのわりには、ネットが普及する以前に比べて

超優秀で超有能な学者さんが、圧倒的に増えた！！

みたいな事実や兆候を見かけたことってありますか？ってハナシ。

学費を払う事なく、ですよ？

それでも実際、『情報』そのものの価値って、一時期に比べるとかなり希薄。

これって、せどりを含むネットビジネスも他聞に洩れません。

でも、少なくとも僕は、

投資を一切しないで稼げるようになった人を、一人も知らないのです。

（さっきの学費を払わずして、優秀に育った学者が云々ってハナシに同じく）

・・・まあもっとも、せどりを含むネットビジネスという枠については、

短いインターネットの歴史の中でも更に、うんと短い時間しか経ていないので

『インフラが整っていない』って背景が依然としてあり、

数多くある無料情報群には、『使える』情報と『使えない』情報が

ごちゃーっと、混在しています。

そのため、他所の情報に比べると尚更、無料情報だけに頼るのは危険ですね。

集めた無料レシピを参考に、美味しいパスタを作る過程で

知らぬまに、違う料理の作り方のエッセンスを混ぜ込んだため、

世にも恐ろしい、奇妙な生ゴミが誕生してしまった。。。
みたいなことも往々にしてありますので。

・・・話が脱線しましたが、

まあとにかく、今、稼いでいる人の中で、

投資を嫌う人に会ったことないんですよね。

稼いでいる人ほど、お金を喜んで手放します。

もちろん、無闇やたらに散在するってことじゃないですよ？

今後も稼いでいく為、知識やツールに、然るべき投資をするってこと。

で、

最初の方にも書いたように

『お金を払わないと本気にならない』のなら、

『積極的にお金を払ってもらうことで、その人の為にもなる』と思うんです。

・・・ここまでは、よく聞く話でしょ？笑

真理であると同時に、悲しいかな詐欺師の常套句でもありますので苦笑

あとは、もう一つ。こっちが本題です。

『教える側』の

姿勢を強制するためって意味で、

僕は、人って

『お金を払わなきゃ本気にならない』と同時に、

『お金を貰わなきゃ本気にならない』とも、思ってるんですね。

「いやいやいやそんなことないよ！」

「自分は有料でも無料でもちゃんと教えるよ！」

そう思う人もいるかも知れませんが、

思うだけなら誰でもできる。問題は実行に移せるかどうか？

少なくとも僕にはそれは無理。そんな鋼のメンタルはありません。

熱が出たら早々に寝たいし、

どうしても外せない用事があるなら、そっちを優先させたい。

だし、誰がどう見てもそれでいいんですよ。

だって、『無料で教える』って立場は、何も責任を負わないことに等しいので。

極端はハナシ、嫌になったら、逃げ出すこともできますよね？

・・・けれども、お金を頂く立場になったら、そうはいかない。

金銭という対価を人から頂く以上は、

お金を払ってくれた人をどうしたって、稼がせなければならない。

それがコンサルとしての義務ですよね？

いつかも書いたことだけれども、

『お金を取る＝責任を取る』

ってことだと思うんですよ。

『お金』って物質を、当事者間に仲介させることで

そこには逃れようのない責任が発生する。ここが重要なポイント。

だから、せどりでコンサルをするなら、お金は頂くべきと思うんです。

あと、最後に、『情報ってものをナメんなよ？』ってお話しを・・。

たとえば『せどりで稼ぐ』って情報。

これは当然ながら、

誰かの人生の一部を削ることで得られる時間です。

『情報なんてタダでいいじゃん。減るもんじゃあるまいし。』

いやいやいやいや・・・。

情報と名が付く前段階から、誰かがどこかで擦り減らしてるじゃないですか。

『遊ぶ時間』『ゆっくり眠る時間』

そういう時間を削ってせどりを実践し、

そこから抽出されたエッセンスに『情報』って名のラベルが貼られる。

その中には、成功方だけじゃない。『失敗した経験』というのも紛れています。

他の人が寝て、遊んで、好きなように過ごしている同じ時間に

情報のタネを汗だくになりながらも、撒いては刈り、時には枯らし・・

そうやって誰かがせどりを実践するからこそ、せどりの情報ができるんです。

・・・つまりどういうことか？

情報って、どう考えても『自分ではない誰かの人生の一部そのもの』なんですよ。

僕は、今回相談してきてくれた、彼が

せどりに対して真っ向から誠実に、取り組んでいることを知っているし、

当然、その中には、せどりに関する重要な要素がふんだんに含まれてます。

成功法（何をすればいいか？）も、

失敗法（何をしてはいけないか？）も、何もかも。

そんな彼の人生の一部を切り取った、凝縮された知恵のエッセンスが

『1円の価値もない』っていうのは、絶対に、あり得ないと思った。

だから今回、彼には、「どんなに小額でもお金は頂くようにしてください」

と、伝えたわけです。

冒頭に書いたように、今や大学の講義でさえ

動画共有サイトで無料で垂れ流されている時代です。

だからこそ、

イマイチ『情報』ってものの価値が、軽んじられている時代でもあるんだと思う。

でも、どんな情報でも、それを発信している人間の

（繰り返しになりますが、）『人生の一部を切り取ったもの』。

それに「価値がない」とは思えないと、そういうお話しをしてみました。

（ただ、これも繰り返しですが、

まだまだインフラの整っていない業界ですから

詐欺みたいな、ゴミ商材が横行しているのもまた事実。

それについて全然別のハナシですが、話が脱線しちゃうし、今日は省略で）

要約すると、発信をする側も、受ける側も

『情報』ってものをナメんなよ？

ってハナシです。本当にこの一言に尽きる。

・・・まあ、こんな話を書いたところで

このブログの読者様にとっては、

当たり前すぎて退屈な話題だったかもですが、

「なんか書かないとスッキリしないなー」

って、個人的なエゴから書いてみました。

ではでは、お付き合い頂きありがとうございました。